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| 写真10.菌掻き前 | 写真11.菌掻き後 | 写真12.発芽 |
菌掻きによって菌糸が傷つき、それが刺激となって創傷面にキノコの芽が出てきます。
※写真のキノコはシメジの一種。
・温度変化
温度変化は単独で行われることはほとんどなく、『菌掻き』や次にご紹介する『覆土』などと併用されます。多くの場合、培養温度より5℃程度下げることによってキノコの発芽が促されます。例外的に薬用キノコとして有名な霊芝(レイシ:マンネンタケ)は25℃〜30℃という高温度帯で旺盛に子実体が生長します。
・覆土
このサイトの主役であるアガリクスをはじめ、食用キノコのマッシュルームなどは菌糸の培養が完了した培地の表面を土で覆うことによって発芽が誘導されます。
このときの土はキノコにとって貧栄養のものです。
擬人的に言えば、飢餓のような錯覚に陥り、「早く子孫を残さなければならない」と思うのでしょう。
| <アガリクスの話> ・アガリクスの栽培 第1回 ・アガリクスの栽培 第2回 ・アガリクスの栽培 第3回 ・アガリクスの栽培 第4回 ・アガリクスの栽培 第5回 ・アガリクスの栽培 第6回 ・アガリクスの栽培 第7回 |
